昨年に続き、第2回手長エビトーナメントを7月14日（日）に淀川・姫島周辺で開催しました。
手軽に楽しめて面白く誰でも釣ることができるのが手長エビ釣り！
シーズン始めは5〜10センチ程なのですが、今頃のシーズン後半になるとビッグサイズが登場、
釣っていると普通サイズに交じりガツーン！とでかいのが現れ、「グー！」と短い竿を引き込んで
くれます。それも魅力のひとつで大人が子供に帰れるタイムマシーンみたいなものが
手長エビ釣りの中に存在します。

その手長エビファンが今年も集まりました！弓削名人を初め自称「手長エビ釣り名人」、
アオリイカは上手ですが繊細な釣りはできない人、昨年のちびっこチャンピオン「向井彩和ちゃん」、
仕掛けづくりはプロなのにあまり釣らない人などなど37名が早朝5時に集合。

ミーティングで競技方法など説明の後、各選手が思い思いのポイントに入りスタートフィッシング！
昨年は本部上流のテトラ周辺が良かったのだが、どうも今年はいまいちの様子。
弓削和夫選手も首をかしげる状況、それでも少しは釣れるのでポイントを変えるのもためらい
がち。

それに引き換え本部前（阪神高速高架下）の小さなワンドは絶好調！（猛暑でシェードに
避難していたのか？もともと夜行性ですから当たり前でしょうか）

優勝の渡辺哲也選手などは忙しくて餌付け、釣り上げ、イケスキープの繰り返しで
まるでテレビで見るどこかの工場で製品が出来上がる工程を見ているようで凄いという状況、
おまけにでかい手長も次々と。
話を聞くと手長エビが行列を作って入ってくる道があるとかなんとか・・・そこで待ち伏せて釣る
と、まるで「必殺！仕掛け人」の世界。

今日の仕事場でございます！そのテトラ下に手長の通り道がありまんねん！	本日の収穫（70匹）チャキーン！

同じワンドの下流では2位になった水広昭次選手、2.7ｍの長い竿を駆使して浅場のシモリ回りを
早いピッチで次々と捕獲、同4位の亥野登選手も長竿で探りながら順調に釣り上げています。
このことからも当日は波の影響をうけにくく、流れのよどみになる本部前ワンドが良かったようで、
あとから聞くと、プラクティスに入ってポイントを絞り込んだ地道な努力がその裏にはあったようで、
さすがと言わざる得ない結果だったと思いました。

今年はさらに磨きのかかった仕掛けやタックルに独自の工夫を凝らし、早い時期から練習をこなし、
状況にあったポイント選択などレベルの高さを窺わせる選手が多数見かけられました。

終了時間になり帰着が開始されると、ほとんどの参加者が釣られて検量に持ち込まれて運営サイドも
ひと安心！検量も昨年の反省を踏まえまずまず手際よく集計することができました。

表彰式、抽選会、ジャンケン大会など子供も大人も楽しんで大いに盛り上がり無事終了することが
できました。これも参加選手各位のご協力のおかげと深く感謝します。

最後にご協賛いただいたメーカー各社様に心より御礼申し上げます。